テレビ処分方法! 買取・リサイクル・回収などのポイントまとめ

1.テレビを処分する前に

まずは、テレビを処分する前に知っておきたいことをご紹介します。

1-1.テレビの種類は?

テレビと一口にいっても、その種類はさまざまです。たとえば、液晶テレビ・有機ELテレビ・プラズマテレビ・ブラウン管テレビなどがあります。テレビの種類によって、処分費用や買取価格が異なる場合があるでしょう。特に、ブラウン管テレビは需要が低いため、買取が難しくなります。

1-2.テレビは家電リサイクル法の対象家電

家電リサイクル法とは、資源の有効活用の促進や廃棄物量削減を目的とした法律です。具体的には、テレビ・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(乾燥機)・エアコンを処分する際には、料金を支払い指定の方法で処分することによって、リサイクルを行うといった内容になります。詳しい処分方法については、「2-2.テレビを処分したい場合」をご参照ください。

2.テレビの処分方法

次に、テレビの処分方法についてご紹介します。

2-1.テレビを新しく購入する場合

テレビを新しく購入する際は、家電量販店などで古いテレビを引き取ってもらえることがあります。その場合は、店舗やテレビの機種によって、以下の対応となるでしょう。

  • 手数料(数百円~1,000円程度)を支払って回収してもらう
  • 無料で回収してもらえる
  • 下取り(買取)してもらえる

テレビを購入する際は、古いテレビの型番やメーカーを伝えるとスムーズです。また、新しいテレビの購入価格だけでなく、古いテレビの下取りを積極的に行っている店舗かどうかについても事前にチェックすることが大切になります。

2-2.テレビを処分したい場合

新しいテレビを購入せず、今持っているテレビだけを処分する方法のご紹介です。前述のとおり、テレビは家電リサイクル法に従って処分する必要があります。

2-2-1.テレビのリサイクル料金

テレビのリサイクル料金の目安をご紹介します。

  • 15型以下:1,700円
  • 16型以上:2,700円

型番やメーカーによって数百円前後することがあります。型番・メーカーごとのリサイクル料金はこちらからご確認ください。

2-2-2.家電リサイクル券を購入し、指定引取場所へ持っていく

郵便局に行って、家電リサイクル券を購入しましょう。家電リサイクル券は、振込用紙のような形をしています。必要事項を記入して、リサイクル料金を支払いましょう。テレビの型番やメーカー・画面サイズをメモしていくとスムーズです。

料金を支払ったら、支払い済み家電リサイクル券を持って、指定引取場所へテレビを運びます。指定引取場所には、大型トラックが多く行き来しているため、十分に注意し係員の指示を守りましょう。

2-2-3.販売店での引き取り

購入した家電量販店にテレビを持ち込んで引き取ってもらえます。リサイクル料金の支払いや運搬などの手続きをすべて店舗に任せることができるので、比較的楽な方法といえるでしょう。店舗には、リサイクル料金のほかに、運搬収集料金(2,000円程度)を支払うことになります。

2-3.回収業者に依頼する依頼方法

2-3-1.テレビの回収料金について

テレビは、回収業者に依頼して処分することができます。テレビの回収料金は、業者によってさまざまです。

  • テレビ単品の回収費用が決まっている(リサイクル料金と同額か+α)
  • 別途出張費(3,000円程度)がかかる場合
  • トラック積み放題などのパック料金となっている場合
  • 無料回収
  • 買取回収

2-3-2.回収方法

回収業者を利用したテレビの処分方法について、大まかな流れをご説明します。

  1. 地域の回収業者へ、無料相談・見積もりを行う

(テレビの型番や、ほかに回収してほしい不用品の品目・量などを伝える)

  1. 訪問日を決める
  2. 訪問・正式見積もり
  3. 回収・精算

2-3-3.無料回収業者について

回収業者の中には、無料でテレビを回収できるところがあります。これらの業者は、テレビをそのまま再販売したり、部品などを再利用・再販売したりして利益を得るため、無料回収が可能となっているのです。ただし、地域を巡回している無料廃品回収車などは、ほとんどが違法で営業しているので、利用しないようにしましょう。料金トラブルにつながってしまうことになります。

2-3-4.回収業者のメリット・デメリット

回収業者を利用する一番のメリットは、家にいながらにしてテレビを処分できることです。また、料金パックなどを利用すすれば、テレビのほかに不用品を大量に処分することができ、費用も圧縮することにつながります。ただし、テレビだけの処分では、料金が割高になってしまうのがデメリットといえるでしょう。また、悪質業者などをうまく見極めなければなりません。