ゴミ屋敷を作ってしまう原因は何? 対処方法などと共に解説!

1.ゴミ屋敷は特別な人が作るわけではない

始めに、ゴミ屋敷を作ってしまう人の心理やゴミ屋敷を作ってしまいやすい人の特長などを紹介します。

1-1.ゴミ屋敷は老化と密接に関係している

ゴミの分別は年々複雑になってきています。そのため、高齢者の中には「ゴミ出しのルールがよく分からない」という人も珍しくありません。そのため、ゴミを正しく出せずに家にため込んでしまった結果、ゴミ屋敷を作ったというケースもあります。また、配偶者の死によってうつ病を発症し、日常生活が送れなくなったというケースもあるでしょう。

1-2.男性のほうがゴミ屋敷を作りやすい?

テレビなど、メディアの取材を受けるゴミ屋敷の住人は男性が多いそうです。男性の場合、家事は妻に任せっぱなしでノータッチという人も珍しくありません。そんな人が妻を亡くしたり離婚したりすると、ゴミ出しができなくなってゴミ屋敷を作るケースがあります。また、男性の場合、地域の人々とうまくコミュニケーションを取ることができず、「ゴミを片付けるアドバイス」を受け入れられないこともあるでしょう。その結果、ゴミをため込んでゴミ屋敷を作ることもあります。

1-3.病気がゴミ屋敷を作ることがある

ADHDやADDなど発達障害の場合、片付けがどうしてもできないというケースもあります。また、前述したようにうつ病を患っていても、片付けができなくなることがあるでしょう。一概にゴミ屋敷の住人が病的にだらしがないとは言えません。

2.ゴミ屋敷の住人になりやすい人の特長

以下のような人はゴミ屋敷を作りやすい傾向があります。

  • 仕事などで忙しく、家事の一切を家族に任せている
  • ものをため込むくせがあり、片付けが苦手
  • 地域の人とはほぼ交流がない
  • ほかの人のアドバイスを受け入れるのが苦手
  • ADHDと診断済み
  • 業者を利用して片付けなければならないほど、家を散らかした経験がある