エアコンの節約術・設定温度の正解! 冬夏の冷暖房はつけっぱなしがお得?

1.エアコンの電気代について

まずは、エアコンにかかる電気代や割合について見ていきましょう。

1-1.エアコンの電気代はどのくらいかかる?

エアコンの電気代は、期間消費電力(年)×電気代単価によって計算します。期間消費電力は、エアコンごとに決まっており、近年のエアコンなら620(kWh/年)前後です。電気代単価は地域や契約によって異なりますが、30円程度となります。つまり、620×30=18,600円が、エアコンの年間電気代です。
当然、使用しているエアコンの型・部屋の広さ・設定温度と外気温の差・使用時間などによって大きく異なります。年間1万~2万円ほどの誤差が出ることもあるのです。

1-2.電気代の割合

エアコンは、主に夏と冬にしか使わないにもかかわらず、家庭の電気代全体の約8%を占め、冷蔵庫・照明・テレビに次いで4番目のパーセンテージです。そして、エアコンは、節約の仕方によっては電気代をグッと下げることができる家電と言えます。

1-3.最近のエアコンについて

上記のとおり、エアコンの電気代は期間消費電力が大きく影響してきます。この期間消費電力は、メーカーや企業努力により、どんどん下がっているのです。

  • 2004年:940 kWh/年
  • 2008年:850 kWh/年
  • 2014年:830 kWh/年
  • 2018年:620 kWh/年

つまり、10年前のエアコンと比較すると単純計算で(850-620)kWh×30円=6,900円/年の節約となります。さらに、後述するエアコン節約のコツを実施することで、電気代がもっと下がるでしょう。

2.エアコンが電力を使いやすい状況とは?

エアコンの電気料金を節約するためには、エアコンがいつ電力を使うのかを知っておく必要があるでしょう。

2-1.エアコンは起動に電力を使う

エアコンにかぎらず、家電は起動に多くの電力を使うと言われています。そのため、よかれと思ってこまめにオンオフすると、かえってエアコンの電気代が増える原因となってしまうでしょう。エアコンをつけっぱなしにするときとの料金比較については後述します。

2-2.エアコンは設定温度にするまでに電力を使う

エアコンは、設定温度にするまでにも電力を多く使います。そのため、微風や弱運転に設定していると、設定温度になるまでに無駄に時間がかかり、かえって電気代がかかってしまうことになるでしょう。

2-3.室内外の気温差に注意

エアコンを使用するときは、室外の気温にも注意しましょう。たとえば、カーテンを開けていたり、窓やドアの開け閉めが多かったりすると、せっかく暖めた(冷やした)室内の気温が、外気温に近づいてしまうのです。